2021.08.11

キャロットニュース

確かなデザイン力と笑顔で”最強のデザイン集団”と自慢のプロダクトを作りたい
デザインチームリーダーに聞く、CARROTのプロダクト開発



顔出し不要の音声配信プラットフォームサービス『#私を布教して』を運営する同社には様々な経歴を持った社員が集まりサービスを作っています。
今回は、デザインチームリーダーの鈴木さんにインタビューしました。
CARROTのデザイナーの特徴、デザインチームから見た自社のプランナーやエンジニアの良いところや、今後チャレンジしたいことなど伺いました。



社員紹介
  • デザインチームリーダー 鈴木

    鈴木

    CARROTのデザインチームリーダー。前職は制作会社にて、主にWebサイトのデザイン、マネジメントなどを経験。UI/UXデザイナーとして約10年のキャリアを持つ。



CARROTデザインチームのキーワードは「ポジティブ」「勉強熱心」

ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、デザインチームについて教えて下さい。

鈴木
メンバーは4人で、私がリーダーとしてタスクの振り分けやマネジメントをしています。
4人ともデザインができることは前提で、動画制作に強みを持つ人、イラストが得意な人、コーディングができる人など得意分野を持っています。それにより、社内で生まれる課題に誰かしらが対応できるようになっています。

性格的な共通点は、新しいものに前のめりで勉強熱心なこと、ポジティブなことです。和気あいあいとしていますが、遠慮や忖度なくデザインの議論が出来るので、クオリティアップに全員が集中できる環境を作れています。

とても良い雰囲気で業務に取り組めていると感じていて、自慢のチームです。



「デザイナーチーム、ラブです。」と言い切った鈴木さん




ーープランナー、エンジニアチームからも、デザインチームは「ポジティブ」というコメントもらっています。鈴木さん自身が心がけるようになったきっかけなどはありますか?

鈴木
そういっていただけると素直に嬉しい!私自身も笑顔でいることを意識しています。

前職の話になりますが、勤めていた制作会社はみんなが業務に追われ多忙で、心身ともに疲弊してネガティブになりがちでした。

そんな中で、自分の機嫌の悪さが社員に伝染すると、自分だけでなく社員全体の業務に支障が出て、仕事のクオリティも下がる悪循環が生まれてしまいます。それを避けるためにも、まずは自分自身が笑顔でいてポジティブな雰囲気を作ろうと心がけるようになりました。

また例えば、「他の人に意見を聞きたい!」と思ったときに、馴染みない人に喋りかけるのって緊張しますよね。なのでまずは自分自身が ”話かけやすい雰囲気”を作り、相手のハードルが下がればいいなと思ってやっています。自分自身やデザイナーチームの中だけでは気づけなかった発見やアイデアが他の職種や立場の方から聞けると、業務にもつながるのですごくありがたいんです。



ーーー別の方からは「勉強熱心」というキーワードがありました。何か取り組まれていることはありますか?

鈴木
そうですね、常日頃からインプットは大事にしています。
具体的にいうと、デザイン共有専用のSlackチャンネルを作って、自分で勉強した内容やネットで見つけた素敵なデザインなどをメンバー間でシェアして、意見交換などをしています。

また最近は、勉強会も始めました。各自の得意分野をチームメンバーに教えることで、スキルアップを図るものです。ちなみに私は今、週に1回HTML/CSSの勉強会を開いているのですが、復習できるように宿題もセットで開催しています。なんだか学校みたいですね笑



勉強会の様子




ーー雰囲気がよいチームなのは魅力的ですね。鈴木さんがチーム運営の中で心がけていることはありますか?

鈴木
メンバーには、今必要な業務知識はもちろん、「デザイナーになってよかった」と思えるような経験、スキルを沢山身につけていってほしいと思っています。

私たちはCARROTで働く社員である以上、会社で必要な業務をこなすことは前提ですが、自分のスキルアップや得意分野を活かせる仕事をこなすこともモチベーション維持には大切な要素だと思っています。

そのため、普段の1on1では、メンバーには自分の得意なことやチャレンジしたいことは念入りにヒアリングして業務の割り振りを行っており、彼女たちが成長したい分野のタスクが発生したら割り振る様にしています。

あとは強いて言えば、体調は大事にということくらいでしょうか笑
良い意味で業務にのめり込んで取り組めるメンバーが多いので、それが裏目に出てしまうことは避けてほしいと思っています。



職場の垣根を越えて議論し、お客様の体験を追求するのがCARROT流

ーーCARROTではインハウスでサービス開発をしていますが、デザイナー目線でCARROTのエンジニア、プランナーに対しては、どんな印象を持っていますか?

鈴木
まずエンジニアは、デザインについても意見をくれる方が多くて、正直驚きでした。

個人的にこれまでお会いしてきたエンジニアの方は、「デザインのことは詳しくないので、全部お任せします」といったスタンスの方が多かったようなイメージがありました。デザイナー、エンジニアがそれぞれ専門領域を極めることも大切なことかと思いますが、別の立場で議論することで生まれるアイデアや気付きもあると思います。

CARROTの場合”職種問わずにサービス作りに取り組んでいる”という雰囲気ができているように感じていてます。

次にプランナーですが、デザイナーに対しても広く裁量を与えてくれる点がすごく嬉しいです。

どういうことかと言うと、一般的にデザイナーは”デザインのみ”を求められる機会が多いように感じています。例えば前職の制作会社では、Webサイトで使用するバナーやランディングページなどのデザインをする機会は非常に多かったのですが、その先にある”サービス全体の使いやすさ”、いわゆるUXの部分を任せられることは、そこまで多くありませんでした。基本的にはクライアントや社内のプランナーの指示に従って制作することが多かったです。

CARROTのプランナーの方々は、デザイナーにデザインだけを求めるのではなく、UXが良くなる提案を行えばどんどん採用してくれます。デザイナーとしての幅が広く経験をつめるのは、非常にありがたいです。



ーー意外に思ったのが、鈴木さんはアプリのデザインはCARROTが初めてと聞きました。Webとは違う部分もあると思うのですが、どのようにキャッチアップしていったのですか?

鈴木
そうなんです。入社したての頃は右も左もわからなかったので、打合せなどで初めて聞いた単語や仕様にわからないことがあれば、栗原さん(CEO)にすぐ質問して解決していました。今となってはいい思い出です。

ただ、他のプランナーやエンジニアからも意見をもらえるので、心強かったです。デザインが実装できるかどうか判断に迷ったときにアドバイスをくれたり、できない場合は一緒に考えてくれたり。

デザイナーとして必要なスキルは日々の業務でキャッチアップしながら、一方で会社全体が職種問わずひとつのチームとしてプロダクト開発に取り組める。そんな環境が整っています。



能力・成長意欲が高いチームメンバーと共に高めあい、”最強”のデザインチームで誇れるプロダクトを作りたい

ーー音声配信アプリ『#私を布教して』をはじめ、CARROTのデザイナーとして働くことについて、業務の難しさや面白さやどんなところですか?

鈴木
まず音声配信アプリのデザインの難しいところは、インタラクティブ性の高い点だと感じています。これまで携わっていたWEBサービスのデザイン業務と比べると、あらゆる行動やケースを想定をしながらしながら制作する必要があります。スタティックなWebサイトを制作することと比べると断然難易度が高いですがが、だからこそやりがいがあって面白い点だと思います。

またCARROTの場合は自社サービスを扱っているので、自分たちの手で都度作り直せる点も楽しいです。制作会社の場合、制作物をお客様に納品した後は関われないので、せっかく作ったデザインが変更されていくことに少し寂しさを感じておいました。自社でサービス開発を行っていると、自分たちで納得の行くものを創り込めるのはもちろん、その時の流行などに合わせて改良していける点も良いです。

また、新規サービスの話も社内で出て案件が多く発生する環境下なので、チャレンジが沢山できるところもワクワクしますね。



ーーCARROTデザインチームのゴールをイメージしていたら教えてください。

鈴木
”最強のデザインチーム”になって、全社員にとって誇れるサービスを作りたいです。ビジュアル周りは任せてくださいと自負できる様に、エンジニアやプランナーから見ても、”弊社のデザインチームは最強だから安心して任せられる”と信頼してもらえるような立ち位置になれたらと思っています。

そのためには、今以上にデザイナーチームの社員には「能動的に動けるデザイナー」になってほしいです。プランナー、エンジニアのメンバーと、「良いお客様体験は何か」を議論ができるようなプロとして成長できる様にサポートするのが私の役割です。

CARROTでデザイナーになってよかったと思ってもらえると嬉しいです。






ーー最後にCARROTで働くことを考えている人に向けて一言お願いします。

鈴木
CARROTでデザイナーとして働く上では、スキルに加えて、業務や知識を広く吸収していけるガッツも必要だと感じています。技術や経験については、様々なバックグラウンドのチームメンバー同士で教え合うこともでき、カバーできる部分だったりします。それよりも、色々なことを吸収したいという気持ち、お客様にとって最善を考えられる根気強さが大切だったりします。

今のCARROTは音声配信アプリ「#私を布教して」はもちろん、社内で新規事業も生まれておりデザイナーとして経験が積める機会が沢山あります。また、高いモチベーションで業務を取り組むメンバーと共に業務を行えることも、成長意欲がある人にとっては良い環境だと思います。

ジェットコースターのように目まぐるしいスピードでダイナミックに事業が進んでいく様を楽しめる方に、ぜひジョインして欲しいです。



ーーインタビューありがとうございました!



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